サントリーニ島編です。
サントリーニ島はエーゲ海に浮かぶ美しい島です。古代から文明が栄えていたようですが、火山の噴火でその多くが吹き飛んだと言われています。アトランティス伝説のモチーフともなった場所だとか。そんな話もありますが、この島で一番魅力的なのは、やはり景色です。白壁の街並み、ブルードーム(青いドーム)の教会、そして透き通った空と海。新婚旅行にはぜひともおすすめしたい島です。
役に立った点など
- Uberタクシー:利用可能ですが、来るまでに時間がかかることがありました。
*他のサイトにはかいてなかったですが、Uber使えます! - 楽天モバイル:問題なく使えました。特に設定も不要で、周遊でも便利でした。
- 観光:観光地を回るだけなら、1日あれば十分です。夕日は見られないかもしれませんが、それでも十分楽しめます。
移動編(ローマ→アテネ→サントリーニ島)
ここで、この旅一番のトラブルが発生しました。
ローマ→アテネ→サントリーニ島の移動は、シェンゲン協定内の移動なので出国審査は不要でした。そのため、少し遅めにホテルを出発して、ローマテルミニ駅からレオナルドエクスプレス(15〜30分毎に運行)で空港へ直行する予定でした。余裕を持って到着するつもりでしたが、駅に到着してみると、思っていたよりも人が多いことに気付きました。ホームにある赤い券売機で切符を購入し、ホームに入ろうとしましたが、切符に反応せず、「???」と困っていると、近くの団体観光客が「列車が来ない」と話しているのが聞こえました。駅員に確認すると、「理由はわからないが、列車が来ていない。いつ来るかも不明。バスは外にある」と言われ、選択を迫られました。
列車を待つ、バスを探す、タクシーを呼ぶ。チケットも買ってしまったし、飛行機の時間が迫っているし、もっと早く出ればよかったと後悔…。バスは調べていないし、タクシーは呼ばないと来ないし、道は混んでいる…。とりあえず、列車は諦め、急いでバスを探しに外に出た瞬間、大型タクシーが停車し、人を降ろしていました。すぐに乗るしかないと運転手さんに声掛け。乗合タクシーでしたが、他にも急いでいる人が集まり、タクシーは満席にすぐに出発。結果的に、30ユーロくらいで空港に到着しました。料金は高めでしたが、人数割で正規料金だったので、気持ち的には安心でした。空港に到着後、航空会社のスタッフは余裕を持って対応してくれ、無事にチェックインできました。焦りすぎて、写真が全く撮れませんでした…(笑)。
無事到着した空港

サントリーニ島到着
サントリーニ島には、アテネ空港で乗り換えました。SkyScannerで便を探した際には、トランジットが1時間の乗り換えが何度も提案されましたが、小さな空港とはいえ、不安だったので数時間後の便に変更しました。結果的に、私たちの便が遅延したため、早い便にしていたら間に合わなかったと思うと、良い判断だったなと。アテネ空港はコンパクトで、空港内移動にも時間がかからなかったので、朝とは違い余裕を持って過ごすことができました。
飛行機内では、奥さんは爆睡していましたが、私は快晴のエーゲ海の景色を堪能しました。ほぼ海ばかりでしたが、島々も点在しており、これから降り立つ場所を想像してワクワクが止まりませんでした。サントリーニ島の空港は小さく、国際線も発着していますが、到着後は特に困ることなく荷物を受け取り、外に出ました。
イア(Oia)への移動
イアに宿泊する予定でしたが、空港から最も遠い街なので移動が問題でした。バスが一番安い方法ですが、荷物が多かったので、最初からタクシー移動を予定していました。空港前のタクシーは片道40ユーロと少し高め。吹っ掛けられている気もしましたが、時間を無駄にするよりは、、、と即決しました。20kg近くある荷物も運んでもらえたので助かりました。ちなみに、ホテルに空港からの送迎を依頼すると、4人まで110ユーロ、5人目以降は1人20ユーロと言われていたので、この40ユーロは安く感じてしまいました。ホテルまでの移動中にUberを調べたら35ユーロくらいだったので、結果的に良心的だったかなと思っています。
帰りの空港へはホテルからUberタクシーを使ったのですが、島内には10台未満のタクシーしか表示されず。。遠い所のタクシーが受けてしまって来るのに時間がかかりました。道も少ないのでタクシーを呼ぶ時は早めがいいかもしれません。また、Uberは、ピックアップや下すところが決まっているのか、空港行きでは、Apollo cafe and luggage storageのすぐそばで下ろされて、空港の駐車場には入ってくれませんでした。重たい荷物を空港まで運ぶのはちょっと疲れましたが、5ユーロ分はここの違いだなと妙に納得もしました。


ホテル滞在:Canaves Oia Suites – Infinity Pool Suite
サントリーニ島での滞在先は「Canaves Oia Suites」のInfinity Pool Suite。一番の楽しみで1番お金をかけたところでした。タクシーを降りるとすぐにスタッフが荷物を運んでくれました。荷物は20kgくらいあったので少し心配でしたが、スタッフは楽々2つ運んでくれました。さすが欧米人、体格が違います。
受付のスタッフはとても優しく、ゆっくりと英語で話してくれて、親切に案内してくれました。部屋も最高でした。景色、料理、全てが完璧でした。部屋は崖に掘られた洞窟風で、海側にはプールとプールサイドベッドが完備。オフシーズンの時期だったので、朝晩は肌寒かったものの、昼間は温暖で温水プールが心地よかったです。
部屋のInfinity Poolとプールサイドベット

朝食は部屋に届けてもらえ、種類豊富で美味しかったのですが、一度注文しすぎてしまい、量が多かったので2回目からはチョイスを絞りました。夕日の観賞は、事前にホテルからは『海に沈む夕日は見えない』と言われていましたが、『イアの街の沈む夕日』はバッチリ見ることができました。素敵でした。
部屋かの夕日

観光と食事
観光地としては、ブルードームとイアキャッスルが代表的なスポットです。それぞれ並んで写真を撮るため、観光地は少し混雑していましたが、それでも楽しめました。

夜のイアの街並み

イアキャッスルからの景色

ホテルで、朝食を食べすぎてランチは1回しか食べませんでしたが、海の見えるテラスのお店で楽しみました。ディナーは、初日はホテルのレストラン「ペトラ」でコース、2日目はオムニアレストランでサンセットを見ながら、3日目は露店でケバブサンドを購入して部屋で食べました。どれも美味しかったですが、部屋食が一番リラックスできました(笑)。
お酒、ワインやつまみは、商店(Feredini付近に小さな小売店があり、水、ビール、ワイン、スナック菓子などが買えました)で買って部屋食にしました。
朝食

海の見えるテラス席。ブルードームも眼下に。1品頼めば座って飲めます。

ペトラでディナー

オムニアレストランでディナー ドンキービールよかったです

部屋食ワイン

最終日
最終日は、ゆっくりとレストランで朝食を取りました。景色をしっかり目に焼き付けてから、Uberで空港へ。チェックインもスムーズで問題なく、ヘルシンキへ向けて出発。ヘルシンキからはJALでしたが、機内サービスも素晴らしく、座席も広く、JAL最高です。
一生の思い出に残る新婚旅行でした。次はどこへ旅行へ行こうかな。それまでしっかり仕事を頑張らないと。。。
ではまた。
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