冬の草津温泉 ホテル櫻井旅行記

旅行

どうも。

今日は、草津温泉に旅行に行きましたのでその記録です。有名どころではありますが、ホテル櫻井に宿泊し、非常に良かったので記事を書いています。

草津温泉

草津温泉の起源には諸説ありますが、室町時代から日本三名泉の一つとして有名であったと言われています。その湧出量は日本一で、毎分3万2300Lのお湯が湧き出ています。泉質は基本的に酸性泉ですが、硫黄泉も含まれています。pHが非常に低く、雑菌の消毒効果がありますが、金属を腐食させるため、指輪などの貴金属は外す方が良いでしょう。源泉はホテル所有のものも含め数多くありますが、大源泉としては6つが有名です。

湯畑

草津温泉街の中心に位置し、草津温泉と言えばこの光景を思い浮かべる人が多いでしょう。源泉の温度が高いため、湯桶を使って加水せずに冷却している様子は、温泉街ならではの香りや湯気の風景を作り出し、非常に風情があります。近年ではライトアップもされており、浴衣を着て出掛けて写真を楽しむ人々も見かけます。周囲には軽食やお土産物店も多く、草津観光と言えばここを訪れることが定番です。

白旗

白濁した色調と、酸性度が高く刺激的な硫黄臭を楽しめる源泉です。古くは源頼朝が発見したと言い伝えられており、頼朝公を祀った石碑があり、町の文化財にも指定されています。引き湯をしている温泉は少なく、約10件程度と貴重です。

西の河原

源泉周囲は西の河原公園として整備されており、温泉が湧き出す様子を気軽に楽しむことができます。公園内には町営の特大露天風呂(源泉は万代鉱)も整備されており、大自然を感じながら入浴できます。金曜日の夕方には混浴温泉が楽しめ(男性は無料の湯浴み着、女性は水着または有料の湯浴み着)、ホテル櫻井から徒歩15分でアクセス可能です。広い露天風呂と雪景色は最高の体験です。

地蔵

湯畑から少し歩いた裏草津の先にあります。古くから眼病に効くとされ、目洗い地蔵のお堂があります。

煮川

共同浴場の煮川の湯と大滝乃湯でのみ入浴可能です。

万代鉱

硫黄鉱山から噴出した新しい源泉で、温度が95度と非常に高温です。pHは1.5と低く、含有成分が豊富ですが、皮膚が弱い方にはお勧めできません。


旅行のアクセス(2025年2月)

特急草津四万 全席指定

  • 上野 9時5分発
    指定席料金を含め5170円、2時間36分の旅です。車内にトイレはありますが、車内販売や自販機はないので注意が必要です。 座席は2人ずつですが、4人組のボックス席に変形可能です。飛行機の手荷物サイズののスーツケースは荷物棚に載せられます。
  • 長野原草津口 11時41分着→バスで草津温泉へ。

JRバス

  • 長野原草津口 11時51分発
    駅前に3〜4台のJRバスが待機しており、順次乗り込んで出発します Suicaも問題なく使えました 最初のバスに乗れれば、少し早く到着できるかもしれません
  • 草津温泉バスターミナル 12時13分着
    草津バスターミナル2階に到着します。到着後、バスターミナル内に直接は入れず、道路へ出て坂を下り、ローソンが見えたら右に曲がり、バスターミナル1階へ到着。普通は、すぐに1階に行く必要性はないのですが、コインロッカー(待合室の外と中に1箇所ずつ、それほど多くないです。有人の手荷物預かりサービスはありません。両替機もありません。自販機では50円玉がたくさん出てきました)があることと、各ホテルからのお迎えのバスが到着するとと、暖かい待合室や、軽食屋さんがありました。

草津温泉街

草津温泉街はコンパクトにまとまっているため、観光は比較的容易です。しかし、急な坂が多いため、積雪がある時期には滑り止めのある靴をお勧めします。私はブーツを履いていましたが、妻は使い古したレインブーツで滑っていました。バスターミナルから湯畑までは坂を降って数分で到着できます。軽く立ち寄れるお店も多く、ランチにはこんにゃくや唐揚げを食べ、ビールを飲みながら観光を楽しみました。


ホテル櫻井について

草津温泉でも1、2を争う大きさの観光ホテルです。魅力は、なんといっても長さ30mの大浴場(万代鉱+西の河原混合源泉)と露天風呂(綿の湯:最も湯の花の成分が多い源泉、濁り湯)です。3つの源泉を引き込み、加水なしで夜通し入浴可能な点が嬉しいです。そのほかにも、湯もみショーや和太鼓の演奏があり、楽しめます。

ホテル内にはちょっとした飲み屋もあり、とても便利です。

また、売店は広く、品揃えも豊富です。

立地は、Googleマップでは湯畑から近いように見えますが、かなりの坂を登る必要があるので、ホテルの無料送迎バスを使った方が無難です。公式HPには時間の詳細が載っており、湯畑、草津バスターミナル、草津温泉スキー場を行き来するバスがあります。複数台あるので、乗れないことはほぼないでしょう。このバスは夜間も21時まで運行しており、夜のライトアップされた湯畑で写真を撮りたい人にはおすすめです。浴衣で撮った写真はいい思い出になります。

今回、部屋選びで悩みましたが、コスパ重視でコンフォート和洋室(定員4〜5人)を選びました。露天風呂付き客室も悩みましたが、湯が温泉ではなかったのでやめました。部屋には、洋間にベッド2つ、和室とソファもあり、快適です。玄関が少し狭いのは気になりましたが、手すりがありバリアフリー対策も完璧でした。

この部屋のコスパがよく感じたポイントは、SAKURAラウンジを無料で利用できる点でした。高級感があることは言うまでもありませんが、他のホテルのラウンジよりは、非常く、開放的でした。

ホテルの親会社が日本酒メーカーであるため、日本酒4種類の飲み比べができ、日本酒に合うおつまみも豊富でした(夕食のバイキングより美味しいかもしれません(笑)。その他、ワイン、ビール、ソフトドリンクなど楽しめました。


以上が草津温泉旅行記です。電車→バスの乗り継ぎや席数に不安がありましたが、全く問題なく快適な旅でした。また、ホテルから湯畑やバスターミナルへの送迎も非常に便利でした。SAKURAラウンジでの優雅な時間は素晴らしい思い出になりました。次回もこのホテルに泊まろうと思います。

では、また。

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